熱き鼓動の果て

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熱き鼓動の果て
B'zシングル
初出アルバム『GREEN』
B面 夜よ明けないで
挑めよ儚いこの時に
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 2002年6月度月間1位(オリコン)
  • 2002年7月度月間16位(オリコン)
  • 2002年度年間14位(オリコン)
  • B'z シングル 年表
    • GOLD
    • (2001年)
    • 熱き鼓動の果て
    • (2002年)
    GREEN 収録曲
    STAY GREEN 〜未熟な旅はとまらない〜
    (1)
    熱き鼓動の果て
    (2)
    Warp
    (3)
    ミュージック・ビデオ(Short ver.)
    「熱き鼓動の果て」 - YouTube
    テンプレートを表示

    熱き鼓動の果て」(あつきこどうのはて)は、日本音楽ユニットB'zの楽曲。2002年6月5日にVERMILLION RECORDSより33作目のシングルとして発売された。

    概要

    前作『GOLD』から約10ヶ月ぶりのシングル。本作からレーベル名が現在の『VERMILLION RECORDS』に変更された。

    12thアルバム『GREEN』からの先行シングル。

    収録曲の曲名がすべて日本語なのはメンバー曰く「偶然」とのこと。

    当時放送されたCMにはいくつかバージョンがあった。そのうち、路上にて表題曲をアコースティックバージョンで生演奏するものは、後にDVD『B'z Official Bootleg Hidden Treasure 〜Typhoon No.20〜』に収録された。

    記録

    オリコン週間シングルランキングで29作連続となる初登場首位を獲得[2]。ベスト10入りは13年連続となり、2002年当時の郷ひろみサザンオールスターズと並びタイ記録となった。また、同日付のオリコン週間アルバムランキングでは、「DEVIL」が収録された『2002 FIFA ワールドカップ公式アルバム』が首位を記録している[1]

    収録曲

    12cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘。
    #タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
    1.「熱き鼓動の果て」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    2.「夜よ明けないで」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・池田大介
    3.「挑めよ儚いこの時に」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    合計時間:

    楽曲解説

    1. 熱き鼓動の果て
      サビの歌い出しから始まる楽曲。
      楽曲は2部構成となっており、歌い出しと1番はアコースティック・ギター打ち込み音を中心にゆったりとしているが、2番からバンドが加わり加速する。この曲のリズムに感化されたという松本は、テンポアップしてからのサビの部分は、今までにないギターの弾き方をしたと語っている[3]
      MVは楽曲同様2部構成となっている。1番だけスタジオの中でサポートメンバーとともに演奏し、ビルの屋上に場所を移動して2番から演奏を再開する。屋上での撮影は、当時世界に5台しかなかった世界最大級である24mのクレーン(通称「アキラクレーン」)を使用している。このクレーンは資材の搬入および設置のみで半日かかったという[4]。MVにはレコーディングに参加した吉田建(ベース)と山木秀夫ドラム)も出演している[5][注釈 1]
      稲葉は作詞の際、「タイアップが決まっていたが、『ultra soul』で選手側についてはやってしまったので、今回は「繋がり」、選手や会場の人はもちろん、翌日の新聞やテレビでその活躍を知ってみんなが同じ様な気持ちになれるということは鼓動で繋がっていると表現した」とコメントしている。
      第56回NHK紅白歌合戦』で実施された「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で上位曲に選ばれた[6]。またニンテンドーDSのソフト「押忍!闘え!応援団」にも使用された[7]
      同年に行われた『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』では、1番と2番の間に松本がギターを換えるため数小節追加して演奏された。
      『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』以降長らく演奏されていなかったが、2015年に行われた『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』で約13年ぶりに演奏された。なお、この時の演奏ではサポートメンバーの大賀好修とのツインギター編成であり、かつ松本がアコースティック・ギターを使わなかったため、前述のギターチェンジのための小節追加は行われなかった。
      2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay3で演奏された際は、1番をメンバー2人のみで演奏して一時中断し、ステージに移動した後サポートメンバーと共に2番から演奏を再開した[8][9]
      2021年には日本で開催予定だった『WRC世界ラリー』のテーマソングに起用された[10][11]
    2. 夜よ明けないで
      同年に行われた『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』のサポートメンバーであるビリー・シーンとシェーン・ガラースが参加しており、『GREEN』の作風に反してハードロック色が強い。
    3. 挑めよ儚いこの時に
      ハウスビートの打ち込み音を多用している。
      当時のB'zでは珍しくフェード・アウトで曲が終わる。
      前曲「夜よ明けないで」と本曲はライブ未演奏。

    タイアップ

    参加ミュージシャン

    収録アルバム

    熱き鼓動の果て

    ライブ映像作品

    熱き鼓動の果て

    脚注

    [脚注の使い方]

    注釈

    出典

    1. ^ a b “B'zの新曲「熱き鼓動の果て」がオリコン初登場1位”. SANSPO.COM. 株式会社産業経済新聞社. 2002年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月25日閲覧。
    2. ^ “史上最強の青二才! B'z最新アルバム『GREEN』全曲紹介”. Music Freak Magazine. エムアールエム. 2019年11月23日閲覧。
    3. ^ 『B'z vol.1 熱き鼓動が届く場所!』(インタビュアー:田家秀樹)、Kirin Beer Terrace Special Seat、2002年6月30日。 オリジナルの2023年10月3日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20020824054540/http://www.tfm.co.jp/bt/onair/onair_20020630.html2023年10月3日閲覧 
    4. ^ “円熟の闘魂を響かせる「熱き鼓動の果て」”. Music Freak Magazine (MRM, inc.). (2002年2月6日). http://www.mfmagazine.com/mfm/other_contents/backnumber/previous_year/2002/02_06/0206_tokushu1.html 2019年11月10日閲覧。 
    5. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1999-2012』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ (初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
    6. ^ “第56回 NHK紅白歌合戦”. NHK (2005年11月21日). 2005年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月10日閲覧。
    7. ^ “任天堂、音楽で応援するDS用ソフト「押忍! 闘え! 応援団」。”. Narinari.com. (2005年7月5日). https://www.narinari.com/Nd/2005074649.html 2019年11月10日閲覧。 
    8. ^ “B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day3」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2021年1月23日閲覧。
    9. ^ “B'z、無観客配信ライブ『Day3』 "道は違っても ひとりきりじゃないんだ" 今だからこそより響くメッセージ”. SPICE (イープラス). (2020年11月20日). https://spice.eplus.jp/articles/278922 2021年1月23日閲覧。 
    10. ^ “B’z「熱き鼓動の果て」テレビ朝日『WRC世界ラリー』テーマソングに決定!!”. B'z Official Website. VERMILLION RECORDS (2021年4月1日). 2021年4月1日閲覧。
    11. ^ “B'z、「熱き鼓動の果て」が「テレビ朝日 WRC世界ラリーテーマソング」に”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2021年4月1日). https://www.barks.jp/news/?id=1000199308 2021年5月29日閲覧。 
    先代
    (設定なし)
    テレビ朝日スポーツテーマソング
    熱き鼓動の果て
    B'z
    次代
    IT'S SHOWTIME!!
    B'z
    松本孝弘 (Guitar) - 稲葉浩志 (Vocal)
    サポートメンバー (現在): Yukihide "YT" Takiyama (Guitar) - 清 (Bass) - 青山英樹 (Drums) - 川村ケン (Keyboard)
    サポートメンバー (過去):明石昌夫 - 阿部薫 - 広本葉子 - 久保こーじ - 田中一光 - 増田隆宣 - デニー・フォンハイザー - 大島康祐 - 徳永暁人 - 黒瀬蛙一 - 満園庄太郎 - ビリー・シーン - シェーン・ガラース - バリー・スパークス - 大田紳一郎 - ブライアン・ティッシー - モヒニ・デイ - サム・ポマンティ - 大賀好修 - 小野塚晃 - 河村"カースケ"智康
    シングル
    CD
    1980年代
    88年
    89年
    1990年代
    90年
    91年

    8. LADY NAVIGATION - 9. ALONE

    92年

    10. BLOWIN' - 11. ZERO

    93年
    94年

    14. Don't Leave Me - 15. MOTEL

    95年

    16. ねがい - 17. love me, I love you - 18. LOVE PHANTOM

    96年
    97年

    21. FIREBALL - 22. Calling - 23. Liar! Liar!

    98年

    24. さまよえる蒼い弾丸 - 25. HOME

    99年
    2000年代
    00年

    27. 今夜月の見える丘に - 28. May - 29. juice - 30. RING

    01年

    31. ultra soul - 32. GOLD

    02年

    33. 熱き鼓動の果て

    03年
    04年

    36. BANZAI - 37. ARIGATO

    05年

    38. 愛のバクダン - 39. OCEAN

    06年

    40. 衝動 - 41. ゆるぎないものひとつ - 42. SPLASH!

    07年

    43. 永遠の翼 - 44. SUPER LOVE SONG

    08年
    09年
    2010年代
    11年
    12年
    15年

    51. 有頂天 - 52. RED

    17年
    2020年代
    23年

    54. STARS

    配信限定
    アルバム
    オリジナル

    1. B'z - 2. OFF THE LOCK - 3. BREAK THROUGH - 4. RISKY - 5. IN THE LIFE - 6. RUN - 7. The 7th Blues - 8. LOOSE - 9. SURVIVE - 10. Brotherhood - 11. ELEVEN - 12. GREEN - 13. BIG MACHINE - 14. THE CIRCLE - 15. MONSTER - 16. ACTION - 17. MAGIC - 18. C'mon - 19. EPIC DAY - 20. DINOSAUR - 21. NEW LOVE - 22. Highway X

    ミニ

    1. BAD COMMUNICATION - 2. WICKED BEAT - 3. MARS - 4. FRIENDS - 5. FRIENDS II - 6. DEVIL - 7. FRIENDS III

    配信限定

    1. B'z (2007年) - 2. B'z (2012年)

    ベスト
    公認
    非公認
    裏ベスト
    カラオケ
    ボックス
    楽曲
    映像作品

    1. FILM RISKY - 2. JUST ANOTHER LIFE - 3. LIVE RIPPER - 4. "BUZZ!!" THE MOVIE - 5. The true meaning of "Brotherhood"? - 6. once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜 - 7. a BEAUTIFUL REEL. B'z LIVE-GYM 2002 GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜 - 8. Typhoon No.15 〜B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!" in 渚園〜 - 9. B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE" - 10. B'z LIVE in なんば - 11. B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜 - 12. B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS- - 13. B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME - 14. B'z LIVE in なんば 2006 & B'z SHOWCASE 2007 -19- at Zepp Tokyo - 15. B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon- - 16. B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION- - 17. B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK- - 18. B'z LIVE-GYM 2001 -ELEVEN- - 19. B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST- - 20. B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT- - 21. B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR” - 22. B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- - 23. B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE- - 24. B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5 - 25. B'z presents LIVE FRIENDS - 26. B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X- - 27. B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS- 

    関連項目
    カテゴリ カテゴリ
    オリコン月間シングルチャート第1位(2002年6月度)
    2000年
    2001年
    2002年
    2003年
    2004年
    • 1960後
    • 1970前
    • 1970後
    • 1980前
    • 1980後
    • 1990前
    • 1990後
    • 2000前
    • 2000後
    • 2010前
    • 2010後
    • 2020前
    オリコン週間シングルチャート第1位(2002年6月17日付)
    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    • 7日・14日・21日 Voyage(浜崎あゆみ)
    • 28日 PIKA☆NCHI(嵐)
    11月
    12月
    • シングル:1967
    • 1968
    • 1969
    • 1970
    • 1971
    • 1972
    • 1973
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    • 1981
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    • デジタルシングル:2017・2018
    • 2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023
    • 2024

    • 合算シングル:2018・2019
    • 2020
    • 2021
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    • 2024

    • ストリーミング:2018・2019
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