B'z The Best "Pleasure II"

B'z > 作品リスト > B'z The Best "Pleasure II"
B'z The Best "Pleasure II"
B'zベスト・アルバム
リリース
ジャンル
時間
レーベル VERMILLION RECORDS
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ミリオン(日本レコード協会[3]
  • B'z アルバム 年表
    • THE CIRCLE
    • (2005年)
    • B'z The Best "Pleasure II"
    • (2005年)
    • MONSTER
    • (2006年)
    テンプレートを表示

    B'z The Best "Pleasure II"』(ビーズ・ザ・ベスト・プレジャー・ツー)は、日本音楽ユニットB'zが2005年11月30日にリリースした公認ベスト・アルバム。『B'z The Best "Pleasure"』の続編。

    概要

    通称「赤盤」。ベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure"』『B'z The Best "Treasure"』同様スリーブケース仕様。

    ジャケットデザインは稲葉と松本のみで構成されたワンシーンでストーリー性があり、本作では『Treasure』に引き続いてついにライブが開始されて盛り上がるシーン。メンバーが着ている約50点にも及ぶ衣装は収録シングルのジャケット写真やPVで着用したもの[4]。なお、このライブハウスは2003年の北米ツアー『B'z LIVE-GYM 2003 BANZAI in North America』で訪れた「The Fillmore」。

    25thシングル『HOME』から39thシングル『OCEAN』までに発売された7年間の全シングル15曲に加え、「いつかのメリークリスマス」の新録を収録[5]。『B'z The Best "Pleasure"』『B'z The Best "Treasure"』同様、曲順はランダムである[6]

    シングル曲は全てシングルバージョンのため、10曲がアルバム初収録となった[注釈 1]。また、収録されているシングル曲は全てオリコンチャートで1位を獲得している。

    プロモーション

    その年の『ミュージックステーションスーパーライブ』に出演し、「いつかのメリークリスマス」と「OCEAN」を披露[7]。「OCEAN」はテレビ初披露だった。また、『CDTV』にはコメント出演している。

    本作の発売を記念し、『B'z The Best "Pleasure II"』のジャケット写真カラーである赤のイルミネーションで装飾されたB'zクリスマス・ツリー(高さ4mのツリー6本、高さ2mのツリー7本の計13本)が期間限定でお台場に登場した[8]

    チャート成績・受賞歴

    オリコンチャートでは通算19作目となる1位を獲得し、歴代アルバム首位獲得数記録で松田聖子を抜いて単独2位となった[1]。また、2002年発売のバラードベスト・アルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』以来のミリオンセラーを記録している[9]

    第20回日本ゴールドディスク大賞でロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した[10]

    特典

    抽選会

    発売日から一定期間、特定の販売店舗で「B'z DAY」という抽選会が開催された。その店舗で購入するとくじを引くことができ、「B'z豪華スペシャルグッズ」のいずれかを必ず貰えた。グッズは「USBスピーカー(+オリジナルBOX)」「カードカレンダー(+オリジナルBOX)」「カレンダー付きボールペン」「缶バッジセット(16個+オリジナルBOX)」「復刻ポスターセット(2枚組、「HOME」+「ultra soul」、「今夜月の見える丘に」+「OCEAN」のいずれか1種類のみを選ぶ)」「クリアファイルセット(2枚入り)」「カードカレンダーセット(2枚組)」の計7つ。

    ライブ映像ダウンロード

    特典として「B'z / iTunes Custom Card」が同梱されており[11]、2006年5月31日まで初公開ライブ映像がダウンロードできた。以下の4曲の中から1曲、1回のみのダウンロードだった[12]

    • HOME
      『B'z LIVE-GYM '99 "Brotherhood"-EXTRA-』1999年9月25日、京都会館第一ホール
      カードの色:グリーン

    広告

    本作の広告が2005年10月28日付読売新聞朝刊に30段のスペースで掲載された。メンバーの姓(稲葉・松本)にかけたパロディで右は稲葉製作所(イナバ物置)、左は松本引越センター。稲葉は稲葉製作所社長以外の99人に、松本は運転手に扮している。この広告はブログで話題になったという[13]。また、第22回読売広告大賞読者が選ぶ広告の部特別作品賞を受賞した[14]

    また、発売日の11月30日付の朝日新聞と読売新聞の朝刊にも1面で掲載された。同時発売のバンドスコアと特定店舗で行われるB'z DAYの告知がなされた。

    収録曲

    CD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘。
    #タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
    1.「OCEAN」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人・池田大介
    2.今夜月の見える丘に稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志
    3.愛のバクダン稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    4.ultra soul稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    5.「HOME」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志
    6.いつかのメリークリスマス 〜「恋するハニカミ!」バージョン〜」稲葉浩志松本孝弘 
    7.熱き鼓動の果て稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    8.野性のENERGY稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    9.IT'S SHOWTIME!!稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    10.「juice」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志
    11.「May」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・大島康祐
    12.ギリギリchop稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志
    13.「RING」(ストリングスアレンジ:池田大介)稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志
    14.「BANZAI」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・池田大介
    15.「ARIGATO」稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    16.「GOLD」(ストリングス&ホーンアレンジ:池田大介)稲葉浩志松本孝弘松本孝弘・稲葉浩志
    合計時間:

    楽曲解説

    1. OCEAN
      39thシングル。アルバム初収録。
    2. 今夜月の見える丘に
      27thシングル。シングルバージョンとしてはアルバム初収録。
    3. 愛のバクダン
      38thシングル。
    4. ultra soul
      31stシングル。シングルバージョンとしてはアルバム初収録。
    5. HOME
      25thシングル。本作の中で一番古い音源。
    6. いつかのメリークリスマス 〜「恋するハニカミ!」バージョン〜
      2004年の同番組内で使用されたバージョンの再アレンジバージョン。
      伴奏はベルの音色とアコースティック・ギターのみで、ボーカル・パートは一部が多重コーラスとなっている[15]
    7. 熱き鼓動の果て
      33rdシングル。
    8. 野性のENERGY
      35thシングル。シングルバージョンとしてはアルバム初収録。
    9. IT'S SHOWTIME!!
      34thシングル。シングルバージョンとしてはアルバム初収録。
    10. juice
      29thシングル。シングルバージョンとしてはアルバム初収録。
    11. May
      28thシングル。
    12. ギリギリchop
      26thシングル。シングルバージョンとしてはB'zのアルバム初収録[注釈 2]
    13. RING
      30thシングル。
    14. BANZAI
      36thシングル。アルバム初収録。
    15. ARIGATO
      37thシングル。アルバム初収録。
    16. GOLD
      32ndシングル。

    タイアップ

    参加ミュージシャン

    レコーディング参加ミュージシャン

    特典ライブ映像参加ミュージシャン

    • 松本孝弘:ギター
    • 稲葉浩志:ボーカル
    • 満園庄太郎:ベース
    • バリー・スパークス:ベース
    • 徳永暁人:ベース・コーラス
    • 黒瀬蛙一:ドラム
    • シェーン・ガラース:ドラム
    • 増田隆宣:キーボード
    • 大田紳一郎:ボーカル・ギター

    脚注

    [脚注の使い方]

    注釈

    1. ^ 表記が無いため判りづらいが、「野性のENERGY」「IT'S SHOWTIME!!」は、13thアルバム『BIG MACHINE』では別バージョンとなっており、『The Ballads 〜Love & B'z〜』に収録された「今夜月の見える丘に」もシングルバージョンとはギターソロが異なる。
    2. ^ 名探偵コナン テーマ曲集』で既に収録されている。

    出典

    1. ^ a b “B'z、19作目、11作連続のアルバム首位!首位獲得数は歴代単独2位に!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2005年12月6日). https://www.oricon.co.jp/news/3919/full/ 2021年12月14日閲覧。 
    2. ^ “年間ヒットチャート特集『2006年 年間アルバムチャート大発表!』”. ORICON STYLE. オリコン (2006年12月21日). 2007年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月15日閲覧。
    3. ^ 「Gold Album+...認定 2005年11月度」『The Record』第554号、日本レコード協会、2006年1月10日、10頁。 
    4. ^ “B'z、最強ベスト・アルバムの収録曲決定!”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2005年9月28日). https://www.barks.jp/news/?id=1000012096 2019年11月23日閲覧。 
    5. ^ “B’z 最新ベストアルバム、その詳細が明らかに!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2005年9月28日). https://www.oricon.co.jp/news/5174/full/ 2021年12月14日閲覧。 
    6. ^ “B'z『最強のベストアルバム第3弾遂にリリース!』”. ORICON STYLE. オリコン株式会社. 2005年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月8日閲覧。
    7. ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (2005年12月23日). 2019年11月23日閲覧。
    8. ^ “B'zクリスマス・ツリーがお台場に登場!”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2005年11月25日). https://www.barks.jp/news/?id=1000015034 2021年5月29日閲覧。 
    9. ^ “B’z、史上最多、通算19作目のミリオン・アルバム達成!”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2005年12月27日). https://www.oricon.co.jp/news/7420/full/ 2021年12月14日閲覧。 
    10. ^ “THE JAPAN GOLD DISC AWARD|THE GOLD DISC”. 日本レコード協会. 2019年11月23日閲覧。
    11. ^ “B'z The Best "Pleasure II" 特設サイト-”. B'z Official Website. VERMILLION RECORDS. 2005年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月23日閲覧。
    12. ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年、79頁。 
    13. ^ 潮栄治・田中昇太郎. “特集:クロスメディアの効果を測る 新聞広告のクチコミ効果を視覚化する」『読売ADリポート ojo』第9巻第3号(2006年6月号)”. 読売新聞社広告局. 2006年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月24日閲覧。
    14. ^ “読売広告大賞 読者が選ぶ広告の部 第22回受賞作品 特別作品賞”. 2006年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月24日閲覧。
    15. ^ “『B'z The Best “Pleasure II”』全曲試聴&全曲解説”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2005年11月29日). https://www.barks.jp/news/?id=1000015295 2019年11月23日閲覧。 

    外部リンク

    • B'z DISCOGRAPHY『B'z The Best "Pleasure II" 』※楽曲の試聴が可能
    • 特設ページ - ウェブアーカイブ(B'z Official Website)
    松本孝弘 (Guitar) - 稲葉浩志 (Vocal)
    サポートメンバー (現在): Yukihide "YT" Takiyama (Guitar) - 清 (Bass) - 青山英樹 (Drums) - 川村ケン (Keyboard)
    サポートメンバー (過去):明石昌夫 - 阿部薫 - 広本葉子 - 久保こーじ - 田中一光 - 増田隆宣 - デニー・フォンハイザー - 大島康祐 - 徳永暁人 - 黒瀬蛙一 - 満園庄太郎 - ビリー・シーン - シェーン・ガラース - バリー・スパークス - 大田紳一郎 - ブライアン・ティッシー - モヒニ・デイ - サム・ポマンティ - 大賀好修 - 小野塚晃 - 河村"カースケ"智康
    シングル
    CD
    1980年代
    88年
    89年
    1990年代
    90年
    91年

    8. LADY NAVIGATION - 9. ALONE

    92年

    10. BLOWIN' - 11. ZERO

    93年
    94年

    14. Don't Leave Me - 15. MOTEL

    95年

    16. ねがい - 17. love me, I love you - 18. LOVE PHANTOM

    96年
    97年

    21. FIREBALL - 22. Calling - 23. Liar! Liar!

    98年

    24. さまよえる蒼い弾丸 - 25. HOME

    99年
    2000年代
    00年

    27. 今夜月の見える丘に - 28. May - 29. juice - 30. RING

    01年

    31. ultra soul - 32. GOLD

    02年
    03年
    04年

    36. BANZAI - 37. ARIGATO

    05年

    38. 愛のバクダン - 39. OCEAN

    06年

    40. 衝動 - 41. ゆるぎないものひとつ - 42. SPLASH!

    07年

    43. 永遠の翼 - 44. SUPER LOVE SONG

    08年
    09年
    2010年代
    11年
    12年
    15年

    51. 有頂天 - 52. RED

    17年
    2020年代
    23年

    54. STARS

    配信限定
    アルバム
    オリジナル

    1. B'z - 2. OFF THE LOCK - 3. BREAK THROUGH - 4. RISKY - 5. IN THE LIFE - 6. RUN - 7. The 7th Blues - 8. LOOSE - 9. SURVIVE - 10. Brotherhood - 11. ELEVEN - 12. GREEN - 13. BIG MACHINE - 14. THE CIRCLE - 15. MONSTER - 16. ACTION - 17. MAGIC - 18. C'mon - 19. EPIC DAY - 20. DINOSAUR - 21. NEW LOVE - 22. Highway X

    ミニ

    1. BAD COMMUNICATION - 2. WICKED BEAT - 3. MARS - 4. FRIENDS - 5. FRIENDS II - 6. DEVIL - 7. FRIENDS III

    配信限定

    1. B'z (2007年) - 2. B'z (2012年)

    ベスト
    公認
    非公認
    裏ベスト
    カラオケ
    ボックス
    楽曲
    映像作品

    1. FILM RISKY - 2. JUST ANOTHER LIFE - 3. LIVE RIPPER - 4. "BUZZ!!" THE MOVIE - 5. The true meaning of "Brotherhood"? - 6. once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜 - 7. a BEAUTIFUL REEL. B'z LIVE-GYM 2002 GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜 - 8. Typhoon No.15 〜B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!" in 渚園〜 - 9. B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE" - 10. B'z LIVE in なんば - 11. B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜 - 12. B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS- - 13. B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME - 14. B'z LIVE in なんば 2006 & B'z SHOWCASE 2007 -19- at Zepp Tokyo - 15. B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon- - 16. B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION- - 17. B'z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK- - 18. B'z LIVE-GYM 2001 -ELEVEN- - 19. B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST- - 20. B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT- - 21. B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR” - 22. B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- - 23. B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE- - 24. B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5 - 25. B'z presents LIVE FRIENDS - 26. B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X- - 27. B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS- 

    関連項目
    カテゴリ カテゴリ
    オリコン週間アルバムチャート第1位(2005年12月12日付)
    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
    • LP:1970
    • 1971
    • 1972
    • 1973
    • 1974
    • 1975
    • 1976
    • 1977
    • 1978
    • 1979
    • 1980
    • 1981
    • 1982
    • 1983
    • 1984
    • 1985
    • 1986
    • 1987

    • アルバム:1988
    • 1989
    • 1990
    • 1991
    • 1992
    • 1993
    • 1994
    • 1995
    • 1996
    • 1997
    • 1998
    • 1999
    • 2000
    • 2001
    • 2002
    • 2003
    • 2004
    • 2005
    • 2006
    • 2007
    • 2008
    • 2009
    • 2010
    • 2011
    • 2012
    • 2013
    • 2014
    • 2015
    • 2016
    • 2017
    • 2018
    • 2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023
    • 2024

    • デジタルアルバム:2016
    • 2017
    • 2018
    • 2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023
    • 2024

    • 合算アルバム:2018・2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023
    • 2024
    典拠管理データベース ウィキデータを編集
    • MusicBrainzリリース・グループ