アイ・ニュー・ユー・ホエン

「アイ・ニュー・ユー・ホエン」（"I Knew You When"）はジョー・サウスが作詞作曲した楽曲。この曲は1965年にアメリカのポップおよびカントリー歌手のビリー・ジョー・ロイヤル（英語版）が録音して人気が出た。この曲はまた、ダニー・オズモンドやリンダ・ロンシュタットなどにもカバーされてヒットした。

ビリー・ジョー・ロイヤルのバージョン

「アイ・ニュー・ユー・ホエン」はビリー・ジョー・ロイヤル（英語版）によって1965年のスタジオアルバム Down in the Boondocks に初めて録音された。1965年11月6日の週にビルボード・ホット100チャートで14位を記録した^[1]。カナダの音楽チャートでは1965年11月に1位に輝いた^[2]。

ダニー・オズモンドのバージョン

ダニー・オズモンドは1971年に "Hey Girl" のB面にこの曲を収録し、両面ヒットとしてホット100の9位を記録した^[3]。

リンダ・ロンシュタットのバージョン

リンダ・ロンシュタットはこの曲のカバーをゴールド・プラスの1982年のアルバム『ゲット・クローサーに収録した^[4]。シングルはピーター・アッシャーのプロデュースで、アサイラム・レコードからリリースされた。アルバムからの2枚目のシングルとして、人気の出たミュージック・ビデオにも助けられ、キャッシュボックス誌のトップ100チャートでは30位に、ビルボード誌のホット100では37位を記録した。

さらに、カントリー・チャートでも84位となり、イギリスでも90位を記録した^[5]。この曲はオーストラリアでもトップ40ヒットとなり、ロンシュタットの隠れたヒットとなり、ケント・ミュージック・レポートのチャートで1983年前半に36位となった^[6]。もっとも上位になったのはアダルト・コンテンポラリー・チャートで、アメリカでは29位を、カナダでは17位を記録した。

その他のバージョン

ウェイド・フレモンス（英語版）はこの曲のカバーバージョンをシングルとして1964年にヴィージェイ・レコードからリリースした。フレモンスは1971年にアース・ウィンド・アンド・ファイアーの創設メンバーとなった^[7]。
ジョー・サウスは後に自身の1969年のアルバム Games People Play でこの曲を録音した。

脚注

^ "I Knew You When" by Billy Joe Royal (Hot 100 chart history) – Billboard. Retrieved November 18, 2017
^ Top Singles - Volume 4, No. 11, November 08 1965 Retrieved September 22, 2012.
^ Donny Osmond Charting Singles Retrieved September 21, 2012
^ Linda Ronstadt, Get Closer Retrieved September 21, 2012.
^ Linda Ronstadt, "I Knew You When" Chart Positions Retrieved September 13, 2013
^ https://www.top100singles.net/2011/11/every-amr-top-100-single-in-1983.html#show
^ “Wade Flemons, "I Knew You When" Single Release”. 2017年3月14日閲覧。

表話編歴リンダ・ロンシュタット
ストーン・ポニーズのアルバム	『リンダ・ロンシュタット・アンド・ストーン・ポニーズ（英語版）』『エヴァ―グリーンVol.2（英語版）』『ストーン・ポニーズ&フレンズVol.3（英語版）』
スタジオ・アルバム	『ハンド・ソーン…ホーム・グローン（英語版）』『シルク・パース（英語版）』『リンダ・ロンシュタット（英語版）』『ドント・クライ・ナウ』『悪いあなた』『哀しみのプリズナー』『風にさらわれた恋』『夢はひとつだけ』『ミス・アメリカ』『激愛』『ゲット・クローサー』『ホワッツ・ニュー』『ラッシュ・ライフ（英語版）』『フォー・センティメンタル・リーズンズ（英語版）』『ソングス・オブ・マイ・ファーザー (カンシオーネス・デ・ミ・パードレ)（英語版）』『クライ・ライク・ア・レインストーム』『マス・カンシオーネス（英語版）』『情熱（英語版）』『ウィンター・ライト（英語版）』『フィールズ・ライク・ホーム』『愛の贈りもの（英語版）』『夢見る頃を過ぎても』『ア・メリー・リトル・クリスマス（英語版）』『ハミン・トゥ・マイセルフ（英語版）』
コラボレーション	『トリオ』『サンティアゴ（英語版）』『トリオ2』『ウェスターン・ウォール』『新たなる旅立ち（英語版）』『コンプリート・トリオ・コレクション（英語版）』
コンピレーション	『ディファレント・ドラム（英語版）』『グレイテスト・ヒッツ（英語版）』} 『グレイテスト・ヒッツVol.2（英語版）』『ヴェリー・ベスト・オブ・リンダ・ロンシュタット（英語版）』『Mi Jardin Azul: Las Canciones Favoritas』『デュエッツ（英語版）』
ヒット・シングル	「悲しきロック・ビート」「ロング・ロング・タイム（英語版）」「悪いあなた」「いつになった愛されるのかしら」「ヒート・ウェイヴ」「バラのいたずら」「ひとすじの涙」「ザットル・ビー・ザ・デイ」「ブルー・バイユー」「イッツ・ソー・イージー」「私はついてない」「ダイスをころがせ」「バック・イン・ザ・U.S.A.」「ウー・ベイビー・ベイビー」「ジャスト・ワン・ルック」「アリソン」「お願いだから」「涙がいっぱい」「アイ・キャント・レット・ゴー」「アイ・ニュー・ユー・ホエン」「ホワッツ・ニュー」「サムホエア・アウト・ゼア」「ドント・ノウ・マッチ（英語版）」「オール・マイ・ライフ」「僕のベイビーに何か？（英語版）」「クローズ・ユア・アイズ（英語版）」「ウォーク・オン（英語版）」
関連項目	Discography 「ホーマーの新商売」（『ザ・シンプソンズ』）（英語版）『FM』(映画)（英語版）『ペンザンスの海賊』(映画)（英語版）
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