Atool

atool
開発元 Oskar Liljeblad[1]
最新版
0.39.0 / 2012年4月2日 (12年前) (2012-04-02)[2]
プログラミング
言語
Perl
対応OS クロスプラットフォーム
種別 コマンドラインファイルアーカイバ
ライセンス GNU GPL v2+
公式サイト atool
テンプレートを表示

atoolは、複数のアーカイブファイル・圧縮ファイルに対応したコマンドラインファイルアーカイバである。Perlで書かれており、GNU GPL v2+の下で配布されている。

概要

atoolはtargzipなどのフロントエンドであり、共通のUIでこれらのコマンドが扱うファイルフォーマットを操作することができ、ファイルフォーマットによって異なるコマンドやそのオプションを覚える手間を省くことができる[1][3][4]

アーカイブの展開 (aunpack)・アーカイブの作成 (apack)・アーカイブ内のファイルの一覧を表示 (als)・アーカイブ内のファイルの表示 (acat)・アーカイブの比較 (adiff)・アーカイブの再作成 (arepack) を行うことができる[注釈 1][5]

ファイルフォーマットはfile拡張子によって判断され、ファイルフォーマットに対応するコマンドが実行される。それぞれのアーカイブを扱うには、対応するコマンドがインストールされている必要がある。

実行例

カレントディレクトリ以下のファイルとディレクトリをまとめて『foo.tar.xz』を作成
apack foo.tar.xz *
『foo.tar.xz』を展開 (複数のファイルを含む場合、アーカイブと同名のサブディレクトリが作成され、その中に展開される)
aunpack foo.tar.xz
『bar.7z』内のファイルの一覧を表示
als bar.7z
『bar.7z』のファイルフォーマットを7zからZIPに変更して『bar.zip』を作成
arepack bar.7z bar.zip

脚注

注釈

  1. ^ これらのコマンドはatoolへのシンボリックリンクである。

出典

  1. ^ a b “atool home”. 2018年9月28日閲覧。
  2. ^ “News” (2012年4月2日). 2018年9月28日閲覧。
  3. ^ “atool”. Freecode. 2018年9月28日閲覧。
  4. ^ “あらゆるアーカイブを管理できるツール、atool”. OSDN Magazine (2008年2月13日). 2018年9月28日閲覧。
  5. ^ “atool(1) - Linux man page”. 2018年9月28日閲覧。

関連項目

ポータル FLOSS
ポータル FLOSS
  • ファイルアーカイバの比較(英語版)
  • patool

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
  • 表示
  • 編集
データ圧縮ソフトウェア実装
映像圧縮
(比較)
非可逆
MPEG-4 ASP
H.264/MPEG-4 AVC
HEVC
その他
  • CineForm
  • DNxHD
  • Helix DNA Producer(英語版)
  • libavcodec
  • SBC
  • Sorenson
  • VP7
  • Windows Media Encoder
可逆
開発停止
音声圧縮
(比較)
非可逆
可逆
可逆圧縮*
フリーソフトウェア
圧縮アーカイバ
(比較)
フリーソフトウェア
フリーウェア
  • IZArc
  • StuffIt Expander (展開のみ)
  • UHarc/WinUHA
  • ZipGenius
商用
開発停止
  • *アーカイブしない