鮎淵駅

鮎淵駅(あゆぶちえき)は、かつて愛知県北設楽郡設楽町付近に存在した、豊橋鉄道田口線廃駅)である。鮎渕駅とも表記される。

歴史

1932年昭和7年)12月22日、田口線の清崎駅 - 三河田口駅間の開業にあわせて開業。ただし、当駅は通常の駅ではなく、鮎釣りシーズン中のみに営業する臨時駅という形態であった。そのため、年中通しての営業は廃止まで行われず、おそらく6月 - 8月頃のみの営業だったと推測される。

当駅は、清崎駅から三河田口駅に向かう途中、第三トンネルを抜けてすぐの地点に所在していたと考えられている。

正確な廃止時期は田口線廃止時期に準ずるが、1965年(昭和40年)の水害による清崎駅 - 三河田口駅間不通にともない、翌1966年(昭和41年)に休止となったため、この頃には実質的な廃止として扱われていたと考えられている。

年表

隣の駅

豊橋鉄道
田口線
清崎駅 - (貨)大久賀多駅 - (臨)鮎淵駅 - 三河田口駅

脚注

[脚注の使い方]

関連項目

豊鉄社章 豊橋鉄道 田口線(廃線)

本長篠 - 三河大草 - 鳳来寺 - (臨時乗降場) - 玖老勢 - 三河大石 - 三河海老 - 滝上 - 田峰 - 長原前 - 清崎 - (貨)大久賀多 - (臨)鮎淵 - 三河田口