玉葉橋

玉葉橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 埼玉県吉川市千葉県野田市
交差物件 江戸川
用途 道路橋
路線名 埼玉県道・千葉県道326号川藤野田線
管理者 埼玉県知事 越谷県土整備事務所[1]
竣工 1984年3月25日[1]
座標 北緯35度54分51.4秒 東経139度52分23.9秒 / 北緯35.914278度 東経139.873306度 / 35.914278; 139.873306
構造諸元
形式 桁橋
全長 414.8m[1]
14.3m[1]
地図
玉葉橋の位置(埼玉県内)
玉葉橋
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玉葉橋の位置(千葉県内)
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玉葉橋の位置(日本内)
玉葉橋
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関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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埼玉県道326号標識
千葉県道326号標識

玉葉橋(ぎょくようばし)は、埼玉県吉川市千葉県野田市の間の江戸川に架かる道路橋である。

概要

江戸川の河口から約35.5キロメートル地点に架かり、埼玉県道・千葉県道326号川藤野田線を通す。左岸は千葉県野田市、右岸は埼玉県吉川市[注釈 1]となり、江戸川の吉川市域に架かる唯一の一般道路の橋である[注釈 2]。完成は1984年昭和59年)で、橋梁名は埼県と千県から1字ずつ採って名付けられた[2]。上流の野田橋(埼玉県道・千葉県道19号越谷野田線)までは約4キロメートル、下流の流山橋埼玉県道・千葉県道29号草加流山線)までは約7キロメートル離れており[注釈 2]、流山橋周辺では慢性的な渋滞が発生している。このため、玉葉橋の5キロメートルほど下流に有料道路三郷流山橋の架橋が進められ、2023年令和5年)11月26日に開通した[3]

澪筋は左岸側に寄り、右岸の河川敷には軟式野球場やスポーツ広場などを有する埼玉県営吉川公園が上流・下流双方に広がる[4]。本橋と約120キロメートル離れた富士山との間には視界を遮るものがなく、空気の澄んだ冬の早朝などには富士山の姿を望むことができる。国土交通省関東地方整備局は、玉葉橋と江戸川スーパー堤防上、みずきの街、千葉県立関宿城博物館の4スポットを「野田市からの富士」として関東の富士見百景に選定した[2][5]東武野田線梅郷駅からまめバス8、9、11系統で「みずき通り」停留所[5]武蔵野線吉川駅からはタローズバスで「玉葉橋下」停留所が最寄りとなる[6]

隣の橋

(上流)- 野田橋 - 玉葉橋 - 常磐自動車道江戸川橋 - 三郷流山橋 - 流山橋 -(下流)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 開通当時は吉川町。1996年に市制施行。
  2. ^ a b このほか、高速道路である常磐自動車道の江戸川橋が架かる。

出典

  1. ^ a b c d “玉葉橋:施設詳細データ”. 国土交通省江戸川河川事務所. 2021年3月26日閲覧。
  2. ^ a b “「野田市からの富士」が「関東の富士見百景」に”. 野田市役所企画財政部企画調整課 (2016年7月26日). 2021年3月26日閲覧。
  3. ^ “三郷流山橋有料道路が開通します - 令和5年11月26日(日)15時開通 -” (PDF). 埼玉県 (2023年10月5日). 2023年11月26日閲覧。
  4. ^ “吉川公園”. 埼玉県庁都市整備部 (2021年1月6日). 2021年3月26日閲覧。
  5. ^ a b “関東の富士見百景40 野田市からの富士”. 国土交通省関東地方整備局. 2021年3月26日閲覧。
  6. ^ ジャパンタローズ 吉川線路線地図
江戸川・旧江戸川の橋
江戸川

(利根川・江戸川分派点) - 関宿水門 - 関宿橋 - 宝珠花橋 - 金野井大橋 - 東武野田線江戸川橋梁 - 野田橋 - 玉葉橋 - 常磐自動車道江戸川橋 - 三郷流山橋 - 流山橋 - 武蔵野線江戸川橋梁 - ガス導管専用橋 - つくばエクスプレス江戸川橋梁 - 上葛飾橋 - 葛飾橋 - 葛飾大橋(東京外環自動車道国道298号) - 常磐線江戸川橋梁 - 新葛飾橋 - 矢切の渡し - 北総線江戸川橋梁 - 京成線江戸川橋梁 - 市川橋 - 総武線江戸川橋梁 - 江戸川大橋京葉道路) - (江戸川・旧江戸川分派点) - 行徳可動堰行徳橋 - 新行徳橋 - 水管橋 - 東西線第二江戸川橋梁 - 江戸川放水路水管橋 - 妙典橋 - 市川大橋(首都高速湾岸線東京湾岸道路) - 京葉線江戸川放水路橋梁 - (河口)

旧江戸川

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