深津旭弘

深津 旭弘
Akihiro Fukatsu
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1987-07-23) 1987年7月23日(36歳)
出身地 愛知県豊田市
ラテン文字 Akihiro Fukatsu
身長 183cm
体重 78kg
血液型 AB型[1]
選手情報
所属 東京グレートベアーズ
背番号 3
愛称 フカツ
ポジション S
指高 240cm
利き手
スパイク 337cm
ブロック 300cm[1]
獲得メダル
 日本
アジア選手権
2015年
AVCカップ
2022年
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深津 旭弘(ふかつ あきひろ、1987年7月23日 - )は、日本の男子バレーボール選手。

来歴

先生の勧誘で小学5年次よりバレーボールを始めた[2]。バレーボール一家に育ち、弟の貴之、英臣もバレーボール選手。愛知・星城高校時代に春高バレー、国体に出場しいずれも3位入賞。

高校卒業後に進学した東海大学では司令塔を務めるとともにキャプテンとしてチームを牽引し[3]、2009年に東海大学バレーボール部創部初のシーズン5冠達成を経験[4]。全日本インカレで最優秀選手賞とセッター賞を受賞した[5]。同年12月にJTサンダーズ(現・JTサンダーズ広島)の内定選手となった[6]

大学卒業後の2010年4月、JTに入団。2010年度全日本代表登録メンバーに選出[7]され、第22回アジア太平洋カップ福岡国際男子バレーボール大会に出場し優勝した。

2015年、ワールドリーグアジア選手権に弟・英臣と共に出場。アジア選手権ではチームの優勝に貢献した(英臣がベストセッターを受賞)[8][9]

2020年11月27日、丸善インテックアリーナ大阪で開催されたV1のサントリーサンバーズ戦でVリーグ通算230試合出場を達成し[10]、シーズン終了後にVリーグ栄誉賞を受賞した[11][12]

しかし、この2020-21シーズンでは、中盤に差し掛かる頃にチームは成績を落とし、自身もレギュラーから外されるようになった[13]。チームは若手主体となり、深津は翌シーズンの構想から外れ、シーズン終了後に退部することとなった[14][13]。引退し社業に専念するか移籍を希望するか悩んでいたところ、堺ブレイザーズからオファーが届き移籍を決断[13]。2021年6月17日付で堺に移籍した[15]

2022年、34歳にして日本代表登録メンバーに再登録された[16][17]。8月、AVCカップに出場し準優勝に貢献。自身もベストセッターを受賞した[18]

2023年5月31日、堺ブレイザーズを退団[19]。その後、東京グレートベアーズに移籍した[20][21]

球歴

受賞歴

所属チーム

個人成績

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[23]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2010/11 JT 15 8 0 0 0.0% % 1 0.13 18 0 0.00% 6.9% 0 0.0% 1
2011/12 20 26 2 0 0.0% % 8 0.31 62 3 4.84% 11.9% 1 0.0% 11
2012/13 23 72 8 2 25.0% % 20 0.28 225 2 0.89% 7.5% 1 0.0% 24
2013/14 27 29 1 0 0.0% % 10 0.34 76 1 1.32% 8.3% 0 0.0% 11
2014/15 21 71 11 5 45.5% % 33 0.46 274 5 1.82% 7.9% 5 0.0% 43
2015/16 21 84 24 11 45.8% % 28 0.33 319 4 % 9.1% 4 0.0% 43
2016/17 21 76 16 7 43.8% % 21 0.28 282 11 % 11.2% 3 0.0% 39
2017/18 21 81 18 9 50.0% % 22 0.27 342 14 % 7.8% 1 50.0% 45
2018/19 % % % % %

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 「JTサンダーズ広島」『2020-21 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 男子 2020年11月号』、日本文化出版、2020年11月、54頁、ASIN B08KH3RD97。 
  2. ^ 「月刊バレーボール」2017年12月号臨時増刊 54ページ
  3. ^ “筧本(東亜大)と深津(東海大)獲得 バレー男子JT”. 中国新聞. (2009年12月29日). http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp200912290131.html 2010年7月25日閲覧。 
  4. ^ “男子バレー インカレ制し5冠達成”. 東海大学同窓会(東海大学新聞より転用). (2010年1月1日). http://www.kouyu.tokai.ac.jp/dousoukai/now/newspaper/tkn_100101_001.html 2010年7月25日閲覧。 
  5. ^ “男子最終結果”. 全日本大学バレーボール連盟. (2009-??-??). http://www.volleyball-u.com/inkare2009/index.html 2010年7月25日閲覧。 
  6. ^ “深津旭弘選手と筧本翔昂選手の入部が内定しました”. JTサンダーズ公式. (2009年12月28日). http://www.jti.co.jp/knowledge/thunders/news/2009/12_05/index.html 2010年7月25日閲覧。 
  7. ^ “飛べ世界へ バレー代表登録にJTルーキーコンビ”. 中国新聞. (2010年4月16日). http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp201004160151.html 2010年7月25日閲覧。 
  8. ^ “FIVBワールドリーグ2015 インターコンチネンタル・ラウンド”. 日本バレーボール協会. 2022年9月9日閲覧。
  9. ^ “第18回アジア男子選手権大会”. 日本バレーボール協会. 2022年9月9日閲覧。
  10. ^ “JTサンダーズ広島・深津旭弘選手 Vリーグ出場通算230試合出場達成のお知らせ”. Vリーグ機構 (2020年11月27日). 2021年6月18日閲覧。
  11. ^ “小野寺太志選手が個人賞、深津旭弘選手がVリーグ特別賞を受賞しました!”. JTサンダーズ広島 (2021年4月5日). 2021年6月18日閲覧。
  12. ^ 『2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ』(プレスリリース)Vリーグ機構、2021年4月4日。https://www.vleague.jp/topics/news_detail/219752021年6月18日閲覧 
  13. ^ a b c 田中夕子「原点回帰の新シーズン。男子バレー深津旭弘が堺へ移籍。「新鮮な気持ちで挑戦したい」」『個人 - Yahoo!ニュース』、Yahoo! JAPAN、2021年6月21日、2021年6月22日閲覧 
  14. ^ “深津旭弘選手、八子大輔選手、久原大輝選手、ロジャーズ海選手退部のお知らせ”. JTサンダーズ広島 (2021年4月26日). 2021年4月28日閲覧。
  15. ^ “新加入選手について”. 堺ブレイザーズ (2021年6月17日). 2021年6月18日閲覧。
  16. ^ “2022年度バレーボール男子日本代表チーム・龍神NIPPON 登録メンバー決定”. 日本バレーボール協会 (2022年4月4日). 2022年4月4日閲覧。
  17. ^ “2022年度男子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年4月4日閲覧。
  18. ^ “BULLETIN NO.8” (PDF). 2022 AVC Cup For Men. p. 3 (2022年8月14日). 2022年9月1日閲覧。
  19. ^ “選手の退団について”. 堺ブレイザーズ (2023年5月31日). 2023年5月31日閲覧。
  20. ^ “深津旭弘選手 新規選手契約のお知らせ”. 東京グレートベアーズ (2023年6月15日). 2023年6月15日閲覧。
  21. ^ “東京GB 日本代表セッター深津旭弘の加入を発表”. 月バレ.com (日本文化出版). (2023年6月15日). https://www.getsuvolley.com/23615_tokyogb 2023年6月15日閲覧。 
  22. ^ “男子日本代表”. 日本バレーボール協会. 2021年6月18日閲覧。各年度代表メンバー閲覧可能。
  23. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2018年8月27日閲覧。

外部リンク

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