水上宝台樹スキー場

水上宝台樹スキー場
所在地 〒379-1721
群馬県利根郡みなかみ町藤原3839-1
座標 北緯36度50分0秒 東経139度5分0秒 / 北緯36.83333度 東経139.08333度 / 36.83333; 139.08333
標高 1,400 m - 830 m
標高差 570 m
最長滑走距離 2,600 m
最大傾斜 40度
コース数 16本
コース面積 193 ha
索道数 7本
テレインパーク ウェーブ、バンク
公式サイト 群馬みなかみほうだいぎスキー場
地図
テンプレートを表示
第9クワッドリフト終点から谷川岳・朝日岳を望む

水上宝台樹スキー場(みなかみほうだいぎスキーじょう)は、群馬県利根郡みなかみ町に位置する群馬県営のスキー場。群馬県条例に基づく名称は、宝台樹スキー場[1]指定管理者制度に基づき、群馬県前橋市荒牧町に本社を置く 武尊山観光開発 が管理・運営を行っていたが[2]、2021-2022シーズンから不動産業のオープンハウスグループの関連会社、株式会社みなかみ宝台樹リゾートによる運営となり、表記は群馬みなかみ ほうだいぎスキー場となった。

概要

  • 宝台樹山の東側に位置しており、山麓はなだらかな初心者コース、山頂付近から中腹には中上級者コースが配置されている。全般的に中上級者向けコースの比率が高い。
  • 水上地区のスキー場の中では標高が高く北斜面のスキー場なので比較的雪質がよいとされる。
  • 運営会社が同じであったオグナほたかスキー場との共通シーズン券が発売されていたが、2021-2022シーズンから運営が別になり、共通シーズン券もなくなった。
  • 2004-2005シーズンまで一部スノーボード滑走禁止区域があった。現在はスノーボード滑走禁止区域はない。

施設

  • レストラン
    • センターハウス
      • 宝台樹食堂
      • カレーハウス武尊 (土日休日のみ営業)
      • カフェレストラン谷川・宝台樹ベーカリー (土日休日のみ営業)
    • 第9クワッドリフト乗り場
      • カフェテリア ペガサス
    • 第9クワッドリフト山頂
      • スカイテラスあさひ(ドリンク、軽食)
  • レンタルスキー・ウエアー
  • リフト
    • クワッドリフト2基(うちフード付き1基)
    • ペアリフト5基(第6ペアリフトA/B線含む)
    • リフトゲートにSKIDATA社のICカードシステムを採用している。同じシステムを採用する群馬4スキー場(丸沼高原スキー場ホワイトワールド尾瀬岩鞍川場スキー場、本スキー場)の共通時間券・共通シーズン券「POWDER4ぐんま」が2017-2018シーズンから販売されている。
  • 駐車場(約2,400台)平日無料、土日祝日年末年始 普通車1000円(12:00以降は半額)
  • 休憩所
    • ぐんまちゃんテラス
  • 託児所
    • スノーフェアリー
  • メンバーズハウス ツインヴィラ宝台樹(「武尊山スノーエリア友の会」会員専用)

主なゲレンデ

名称 説明 レベル 全長 平均斜度
白樺ゲレンデ 宝台樹に来ると最初に現れるのがこの白樺ゲレンデ。独立したゲレンデの感じで、非圧雪バーンもあり、宝台樹の穴場的な存在。 中級 580m 20°
ファミリーゲレンデ 宝台樹スキー場のメインゲレンデです。お子様、初心者にやさしい、練習に最適な斜面。リフト横にはチャレンジパークもあり、お子様からシルバーまで楽しめるゲレンデです。 初級 1100m
第8クワッドリフト・たんぽぽコース ファミリーゲレンデと同程度の長さの初心者ゲレンデ。クワッドリフトなので、山頂までの到着時間が早い。途中にウエーブも有り、家族で楽しめます。 初級 1050m
第9クワッドリフト・成平コース 晴れている日は谷川岳、朝日岳、利根川水源地の山々など、大パノラマを見ることが出来る第9山頂から、その景色をそのまま楽しみながら滑り降りる尾根のコースです。 上級 1400m 17°
第9クワッドリフト・第10コース 第9クワッドリフト山頂から左の谷を降りていくコース。途中、天然のハーフパイプもあり、続けてファミリーゲレンデも滑れば2000メートル近いロングコースとなる。 中級 1060m 11°

アクセス

  • 鉄道
  • 自動車
    • 関越自動車道水上ICより国道291号・県道約17km
    • 万一、スキー場付近の雪道で車が動かせなくなってしまった場合には、スキー場の「お助け隊」に救助を求めることができる。連絡先は 0278-75-2557。但しスキー場の営業時間内に限る。
    • 雪道の運転に不安がある場合には、道の駅みなかみ水紀行館に車を駐車して(駐車料無料)、そこから先はスキー場無料シャトルバスを利用する方法もある。
  • 日帰りツアー
    • オリオンツアー:関東首都圏発
  • スキー場無料シャトルバス
    • 宝川入口→スキー場:路線バスの 8時台から16時台の時刻表 に合わせて毎日運行。
    • 上毛高原駅→道の駅水紀行館→水上駅→スキー場:土日祝日(但し2月末まで)及び年末年始のみ運行。

沿革

  • 1979年(昭和54年) - 群馬県・水上町(当時)・片品村・群馬銀行の出資により設立された第三セクター、武尊山観光開発により開業[3]
  • 1991年(平成3年) - 宝台樹第2スキー場(第8・第9クワッドリフトが架かっているエリア)開業。宝台樹第2スキー場は群馬県企業局の施設であるが運営は武尊山観光開発が受託していた。
  • 2001年(平成13年) - 宝台樹第2スキー場が武尊山観光開発に譲渡された。
  • 2012年(平成24年) - 2012-2013シーズンから、一定期間の土曜日は一日券または午後券で18:00まで滑れるトワイライトプラス営業を開始(21:00までのナイター営業はなくなった)。
  • 2013年(平成25年) - 2013-2014シーズンから、託児所スノーフェアリーを開設。
  • 2014年(平成26年) - 数年前から休止していた第3リフトが撤去された。SKIDATA社のICカードシステムを導入。
  • 2015年(平成27年) - 2015-2016シーズンから、休憩所ぐんまちゃんテラスを開設。
  • 2017年(平成29年) - 2017-2018シーズンから、18:00までのトワイライトプラス営業が無くなった。skilineサービスが無くなった[注 1]。ファミリーゲレンデ中腹のレストラン(ポラリス、シリウス)が営業されなくなった。
  • 2021年(令和3年) - 8月、指定管理者の武尊山観光開発が、宝台樹スキー場の運営を不動産業のオープンハウス(現オープンハウスグループ)に譲渡すると発表した[5][注 2]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ skiline[4] は、ICカードリフト券の券番号で、乗車日の滑走距離・標高差(リフト乗車記録から推定したもの)を見ることができるサービス。なお日本国内でskilineサービスを提供していた多くのスキー場で同時期にサービスがなくなっている。
  2. ^ 武尊山観光開発は経営が悪化しており、片品村オグナほたかスキー場の指定管理からも撤退して運営事業がなくなる。

出典

  1. ^ 群馬県武尊山観光レクリェーション施設の設置及び管理に関する条例
  2. ^ 群馬県指定管理者一覧
  3. ^ 武尊山観光開発 沿革
  4. ^ “skiline”. AlturosDestinations GmbH. 2021年10月24日閲覧。
  5. ^ “宝台樹スキー場・キャンプ場事業 オープンハウスに譲渡 再建断念、雇用は維持 武尊山観光開発”. 上毛新聞. (2021年8月17日). https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/318335 2021年8月17日閲覧。 

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、日本のスキー場に関連するメディアがあります。
  • 群馬みなかみほうだいぎスキー場
  • 群馬みなかみほうだいぎスキー場・キャンプ場 (@houdaigiskiarea) - X(旧Twitter)
  • 群馬みなかみほうだいぎスキー場 (houdaigiskiarea) - Facebook


  • 表示
  • 編集