吹けよ風、呼べよ嵐

吹けよ風、呼べよ嵐
ピンク・フロイド楽曲
収録アルバムおせっかい
リリース1971年10月30日
録音1971年1月 - 8月
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間5分57秒
レーベルハーヴェスト・レコード
EMI(UK)
キャピトル・レコード(USA)
作曲者ニック・メイスン
デヴィッド・ギルモア
ロジャー・ウォーターズ
リック・ライト
プロデュースピンク・フロイド
チャート順位
おせっかい収録順
吹けよ風、呼べよ嵐 ピロウ・オブ・ウインズ
(2)

吹けよ風、呼べよ嵐」(ふけよかぜ よべよあらし、原題:One of These Days)は、1971年に発表されたピンク・フロイドの楽曲。アルバム『Meddle(邦題:おせっかい)』に収録されている。

解説

冒頭から風の音が20数秒流れた後に、ロジャー・ウォーターズデヴィッド・ギルモアによって交差される不気味なベースが鳴り響くのが印象的なインストゥルメンタル。『おせっかい』の中から「フィアレス」との両A面としてシングルカットされた。途中で聞こえる叫び声「One of these days, I'm going to cut you into little pieces(いつの日か、お前を細切れにしてやる)」はドラマーのニック・メイスンの声で、不気味さを出すためにテープのスピードを遅くして収録された。

全日本プロレスにおいて、いわゆる凶悪レスラーの入場テーマ曲として長年愛用されており、アブドーラ・ザ・ブッチャーザ・シークの入場テーマ曲として広く知られている。最近ではプロレスリング・ノアの常連外国人選手であるキース・ウォーカーも使用している。

また、日本では独自のカップリングでシングル・カットされ、最高72位ながら13週に渡ってランクインするスマッシュ・ヒットとなった。

演奏

スタジオバージョン

光〜PERFECT LIVE!』『P.U.L.S.E』ツアー時

  • デヴィッド・ギルモア – ラップ・スティールギター
  • ガイ・プラット – ベース
  • ニック・メイスン – ドラムス、シンバル、フラリッシュ、ボーカル(録音)
  • リチャード・ライト – シンセサイザー
  • ゲイリー・ウォリス(英語版) – パーカッション、ドラムス(『P•U•L•S•E』ツアー)
  • ティム・レンウィック(英語版) – ギター
  • ジョン・キャリン(英語版) – シンセサイザー
シド・バレット | デヴィッド・ギルモア | ニック・メイスン | ロジャー・ウォーターズ | リチャード・ライト
スタジオ・アルバム

夜明けの口笛吹き | 神秘 | ウマグマ | 原子心母 | おせっかい | 狂気 | 炎〜あなたがここにいてほしい | アニマルズ | ザ・ウォール | ファイナル・カット | 鬱 | 対 | 永遠

サウンドトラック
ライヴ・アルバム

ウマグマ | 光〜PERFECT LIVE! | P.U.L.S.E | ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981 | 狂気: ライヴ・アット・ウェンブリー1974

コンピレーション・アルバム
ボックス・セット

シャイン・オン | スタジオ・ワークス | ピンク・フロイドBOX | The Early Years 1965-1972 | The Later Years

映像作品

ロンドン1966-1967 | 光〜PERFECT LIVE! PINK FLOYD IN CONCERT | 驚異

主な楽曲

アーノルド・レーン | シー・エミリー・プレイ | 神秘 | 原子心母 | 吹けよ風、呼べよ嵐 | ピロウ・オブ・ウインズ | フィアレス | サン・トロペ | シーマスのブルース | エコーズ | マネー | タイム | クレイジー・ダイアモンド | あなたがここにいてほしい | シープ | アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール | グッバイ・ブルー・スカイ | コンフォタブリー・ナム | ザ・トライアル | 幻の翼

映画
関連バンド
関連人物
関連項目
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