ポール・ハム

ポール・ハム
選手情報
フルネーム Paul Elbert Hamm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1982-09-24) 1982年9月24日(41歳)
生誕地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ウィスコンシン州
身長 168cm
種目 体操競技
獲得メダル
オリンピック
2004 アテネ 個人総合
2004 アテネ 団体
2004 アテネ 鉄棒
世界体操競技選手権
2003 アナハイム 個人総合
2003 アナハイム ゆか
2003 アナハイム 団体
2001 ヘント 団体
2002 デブレツェン 団体
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ポール・エルバート・ハム (Paul Elbert Hamm、1982年9月24日-) はアメリカウィスコンシン州ウォッシュバーン出身の男子体操競技選手である。一卵性双生児の兄はモーガン・ハム。現在はオハイオ州立大学にてアシスタントコーチを務めている。

プロフィール

2000年シドニーオリンピックに17歳で双子の兄モーガンとともに出場、団体総合5位となった。以後アメリカチームの中心選手として活躍する。

2002年と2003年の全米選手権でそれぞれ金3個を含む5個のメダルを獲得。2003年の世界体操選手権で個人総合と床の2冠に輝いた。個人総合優勝は、アメリカ男子史上初である。2度目の出場となったアテネオリンピックでは金メダル1個、銀メダル2個を獲得した。この大会では、個人総合および種目別鉄棒で採点トラブルに巻き込まれた。(詳細は「2004年アテネオリンピックの体操競技」および「10点満点」を参照

オリンピック後兄モーガンとともにオハイオ州立大学での学業を優先するため競技生活を休止していたが、2007年2月から現役へ復帰[1] し、全米選手権の種目別床で優勝、3度目のオリンピックを目指した。

2008年はパシフィックリム選手権、アメリカンカップ、ウインターカップチャレンジと順調に優勝を重ねて実力を示したが、5月22日に全米選手権で右手第四中手骨を骨折、手術を受け、7月3日まで復帰できなかった。それまでの実績からオリンピック代表候補に選ばれていたが、7月19日の競技会では痛みのために試技内容を変更せざるを得なかった。

7月28日、ポールは右手の痛みをかばって左肩まで痛めたことから代表を辞退し現役引退することを発表、代わりにラズ・バブサが選ばれた。

2010年7月ロンドンオリンピックを目指し現役復帰することを発表[2] したが選考会には出場せず再び引退を発表した。

2011年9月3日にタクシー運賃23USドルをめぐり運転手に暴行を加えた容疑で逮捕されている[3]

主な成績

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Hamm brothers to return to competitive gymnastics(Associated Press)
  2. ^ Paul Hamm to attempt Olympic comeback for 2012
  3. ^ “暴行容疑で体操金メダリストを逮捕=米”. 時事通信. (2011年9月8日). http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011090800474 2011年9月8日閲覧。 

外部リンク

  • ポール・ハム - Olympedia(英語) ウィキデータを編集
  • ポール・ハム - アメリカオリンピック委員会(英語)
  • Paul Hamm - 国際体操連盟のプロフィール (英語)
  • Paul Hamm - アメリカ体操協会(英語)
  • MakingTheOlympics.com, Official site of Paul and his brother
  • "Hamm makes history", Associated Press article from SportsIllustrated.com
  • "Paul Hamm", n°19 on Time’s list of "100 Olympic Athletes To Watch"
1900年代
  • 1903 Joseph Martinez
  • 1905 Marcel Lalu
  • 1907 Josef Čada
  • 1909 Marco Torrès
1910年代
  • 1911 Ferdinand Steiner
  • 1913 Marco Torrès
1920年代
  • 1922 František Pecháček / Peter Sumi
  • 1926 Peter Sumi
1930年代
  • 1930 Josip Primožič
  • 1934 オイゲン・マック
  • 1938 Jan Gajdoš
1950年代
1960年代
  • 1962 ユーリ・チトフ
  • 1966 ミハイル・ボローニン
1970年代
1980年代
1990年代
  • 1991 グリゴリー・ミシューチン
  • 1993 ビタリー・シェルボ
  • 1994 イワン・イワンコフ
  • 1995 李小双
  • 1997 イワン・イワンコフ
  • 1999 ニコライ・クルコフ
2000年代
2010年代