トルコとブータンの関係は、トルコとブータンの外交関係である。トルコとブータンは2012年に国交を樹立した[1]。
略歴
ブータンの外交関係は1865年から1947年までイギリスに、1947年から1970年代初期までインドにより管理されていた[2]。その後はブータンの国際連合加盟などがあり、ブータンが1990年代初までに15か国と国交を樹立するに至ったが、外交人員の不足により、当時はニューヨークとジュネーヴに大使館を、ニューデリー、ダッカ、クウェートに公使館を設立する程度にとどまった[2]。トルコとブータンは2012年9月26日に国交を樹立した[1]。在ブータントルコ大使はおらず、在インドトルコ大使がブータンの事務も担当している[1]。
2009年5月にブータンがサイクロン・アイラ（英語版）に襲われたとき、トルコは義援金10万米ドルを提供した[1][3]。また2011年よりトルコ外務省の外交アカデミーが毎年ブータン外交官1名を青年外交官トレーニング（Young Diplomats Training）に招聘している[1]。このほか、2016年8月にブータン外務省の電子通信インフラを改善するための設備を、2020年2月13日に救急車1台を提供した[3]。
トルコ・ブータン間の貿易総額は1,583,700米ドル（2019年度）である[3]。
出典
- ^ a b c d e "Bilateral Relations". Minstry of Foreign Affairs and External Trade, Royal Government of Bhutan (英語). 2024年2月9日閲覧。
- ^ a b Savada, Andrea Matles; Harris, George Lawrence (1993). Nepal and Bhutan: country studies (英語). Wahington, D.C.: Federal Research Division, Library of Congress. p. 329. ISBN 0-8444-0777-1. LCCN 93012226. OCLC 27429416。
- ^ a b c "Türkiye-Bhutan Economic and Trade Relations". Ministry of Foreign Affairs, Republic of Türkiye (英語). 2024年2月9日閲覧。
関連項目
カテゴリ
ブータンの国際関係
