オメテペ島

オメテペ島
オメテペ島(コンセプシオン山とマデラス山)
ニカラグア湖の地図
所在地 ニカラグアの旗 ニカラグア
リバス県
所在海域 ニカラグア湖
座標 北緯11度30分 西経85度35分 / 北緯11.500度 西経85.583度 / 11.500; -85.583座標: 北緯11度30分 西経85度35分 / 北緯11.500度 西経85.583度 / 11.500; -85.583
面積 276 km²
最高標高 1,610 m
最高峰 コンセプシオン山
最大都市 アルタグラシア
 プロジェクト 地形
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オメテペ島スペイン語: Ometepe)はニカラグアニカラグア湖に浮かぶ2つの火山からなるである。島の長さは31kmで幅5~10km、面積は約276 km2

島の名前はナワトル語で「2つの山」を意味するome(2)とtepetl(山)から来ている。その由来であるコンセプシオン山標高1,610 m、北西部にある)とマデラス山(標高1,394m、東部にある)の2つの火山は間で地峡で繋がっており、上から見ると瓢箪のような姿をしている。ただし、いわゆる「ひょうたん島」の形とは異なり裾野が広く地峡部分はとても低い。

島には湿地雲霧林熱帯雨林があり、セドログアレア・グイドニア(英語版)が多く生えており、ヤブコウジ属Ardisia costaricensis(スウェーデン語版)モモタマナ属(英語版)Terminalia oblonga(スペイン語版)Picramnia antidesma(スウェーデン語版)も生えている。島および周辺にはボア・コンストリクターパカ(英語版)タイラキエリボウシインコ(英語版)ノドジロオマキザル(英語版)オオノコギリエイ(英語版)などが生息している[1]。約3万5,000人の住人が農耕牧畜観光業などで生計を立てており、調理用のバナナの一種であるプランテーンが主な作物である。2010年にユネスコ生物圏保護区に指定された[1]

脚注

  1. ^ a b “Ometepe Island Biosphere Reserve, Nicaragua” (英語). UNESCO (2021年4月16日). 2023年3月28日閲覧。
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